【特急南紀4号】乗車記

アイキャッチ画像:特急南紀4号 紀伊勝浦~名古屋 乗車記

和歌山県のJR紀伊勝浦駅からJR名古屋駅まで特急南紀4号に乗車しました。

南紀4号…良かったです👏👏

座席は広々、ドアは完全なタッチレス! 洗面台も女優仕様?の美しさ。


南紀4号指定席車両画像。壁や天井は白、座席は小豆色とオレンジ色のツートンカラー
広々として綺麗な指定席車両

南紀4号内の洗面所画像。大きな鏡には小さなライトが複数付いています。
ライトがたくさん付いてて女優さん仕様みたいでしょ?(笑)

海沿いを走る列車なので車窓も美しくて楽しかったです。


南紀4号の車窓画像。海岸線と太平洋が映っています。
海と空と白い砂浜と

海の水がとにかく綺麗でした。車内からでも透明なのがはっきり分かりました。名古屋方面に向かって走行中、そうだな…鈴鹿あたりまでは川の水も凄く綺麗でした。


車窓に映ったサーカスのテント画像。青と白の縦じま模様のテント。てっぺんにはカラフルな旗も見えます。
松阪辺りではサーカスのテントが見えた

鈴鹿を過ぎて四日市くらいになると景色が変わる感じでした。この辺りから海へ流れ込む大きな川の水が泥色になって。さっきまでの透明な水とはまさに雲泥の差。そしてぐんぐん家が増えていって、高層ビルが増えて名古屋着。

約4時間弱の長旅でしたが、でもその長旅であることこそが我々夫婦にとっての嬉しいポイントでした😉

私たちは吞み乗り鉄、移動している時間が大好きなのです。車窓を見ながらぺちゃくちゃおしゃべりしたり、テキトーに吞んだりつまんだり眠ったり。そういう時間が大好き。

だから周囲の席の人たちが窓のカーテンやブラインドをひいてしまうと途端にがっかり😞

昔はグリーン車乗り放題のフルムーン切符を使って1日中新幹線のグリーン車に乗っていたなんてこともありました。フルムーン切符はJR史上最高の切符だったと思う。もう1回フルムーン切符で旅をしたい、復活しないかなぁ。

そんな私たちなので乗り換えなしで4時間も乗りっぱなしでいられる特急南紀は快適そのものでした。

南紀4号は4両編成で自由席は1車両のみ。私たち夫婦は並びの席に座るのが旅の絶対条件なので指定席を取りました。ジパング倶楽部の会員なので「みどりの券売機プラス」というオペレーターさんと話せるタイプの券売機を利用して3割引切符を購入。乗車1時間前くらいでしたが無事指定席をゲットできました。

紀伊勝浦駅の「みどりの券売機プラス」画像。
みどりの券売機プラス

オペレーターと話せるタイプの券売機は大抵待つことになりますが、この日私がオペレーター呼び出しボタンを押したときは13人待ち、待ち時間10~25分(目安)と出ました。時間に余裕を持っての利用をお勧めします。

オペレーターと話せる券売機はJR東日本と今回のJR東海では若干仕様に違いもありました。東日本ではオペレーターさんの顔が映るけど東海では映らない、東日本は呼び出しボタンを押すけど、東海ではタッチパネルの画面に呼び出しボタンがある、とか…初めて知りました。

さて今回我々は指定席を選択しましたが紀伊勝浦駅は南紀4号の始発駅、発車の20分くらい前には入線していましたが指定席はガラガラ、自由席も3割ほどの乗車率だったので…自由席でも良かったかな(笑)

ちなみに自由席特急券2,740円、指定席特急券3,270円なので差額は約500円…2人なら1,000円かぁ、生ビールが呑めたな…。

ところで紀伊勝浦といえば「まぐろ」が有名。というわけで今回の車内吞みのおつまみは…


まぐろのお刺身数種とマグロカツの画像
まぐろ尽くし💪

実は前日に駅周辺を歩いていたら、ずっと前に紀伊勝浦に来たとき感動したマグロの無人販売冷蔵庫?とでも言うのかな、を見つけたのでした。

でも南紀4号は8:55発、朝早いからまだやってないかも…と思ったけど、行ってみたらオープンしてて👏ご親切にお醤油とお箸もつけて下さり、そして何と言っても安い!こんなにたくさん買って1,000円でお釣りがきました。

特に甘じょっぱい下味が付いたマグロカツが柔らかくて絶品でした。

なにかの名産地に行くと観光客価格で奇をてらったものばかり…ということが多い。でも私が旅しているときに出会いたい食べ物はこういう普通のもの。名産地といえばたくさん手に入るから安くて美味しいだろうと思っているし、だからこういう地元の人が買いそうなものに出会えた時が私はいちばん嬉しい。

そんなこんなで美味しいツマミに美しい車窓と…南紀4号の列車時間を満喫したのでありました (`・ω・´)ゞ


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